求人/求職はお見合いだから気をつけたい礼儀

求人/求職はお見合いだから気をつけたい礼儀

採用するようになる前は採用「される」側だったマーケティングロックスターの池上です!

そんな採用活動には、色々な礼儀やマナーというのがあります。どこまで気をつけないといけないのか、会社によっても業態によっても違うと思います。ドレッドヘアにカジュアルスタイルのマーケティングロックスターなら礼儀はさほど重んじていないのかと思いきや、実は結構、気にしていますし、相手のそれも見ています。ただし、意味もなく細かな「お作法」を見ているわけではありません。

見ているのは、自分の置かれた立場と、採用プロセスにあたる相手の置かれた立場を理解した立ち居振る舞いができているか、です。

  • 例えば、伝えたいこと、アピールしたいことがたくさんあるのはわかるのですが、ものすごく長い職務経歴書やアピールの書類などは、読む方は大変です。また、「いついつまでにお返事が欲しい」という気持ちもわかりますが、採用する側は多くの場合、一人ではなく大勢の応募の対応をしていますので、単に「一番いい人を選びたい」というだけではなく、そこまで素早く対応しきれないことも。

    また、色々な事情により面接の予定日を変えないといけない場合があるのは事実なので、事情とともにご連絡をいただければできる限り対応はします。が、複数回変更となると、優先順位を低く設定されているのかな、と思ってしまいます。

しかし、実はこれは応募する人(求職者)の問題だけではなく、採用する側(求人企業)もまったく同じ事が言えると思います。ルシダス自身がそこを完璧にこなせているのかと言われるとドキドキしてしまいますが、可能な限り相手の立場も理解して対応するように意識はしています。

  • 例えば、エントリーをいただいてからの書類選考は可能な限り7日以内に行うようにしていますし、たとえ書類選考が通過しなかったとしても必ずご連絡いたします。

    たまに「書類選考を通過した場合のみご連絡いたします」という求人を見かけると、色々と事情はあるんだろうなと察するところもあります。しかし、履歴書や職務経歴書を用意し、志望動機などもしっかり書いてエントリーしてくれた方に対して「気に入った時だけ連絡する」というのは、応募する人にとって不安しかないように思います。

  • 同様に、面接の日程候補を平日の昼間に「指定」してくる企業のケースもいかがなものか?と思ってしまいます。もちろん、可能な限り、半休などを使っていただいてでも平日の昼間に面接にお越し頂きたいとは思いますが(それもまた「相手の立場を理解した振る舞い」だと思いますが)、「指定」されてしまうと相談の余地もなくなってしまいます。

私も過去にそのような面接を受けた事はありますが、「この会社は、入社したあともきっとこんな風なのかな」とか思ったのも事実です。

そしてこれこそが、「相手の事を考える」重要なポイントだと思っています。求職者も求人企業もやっているのは「お見合い」です。お互いに、相性が良いかどうかを見定めているわけですから、一緒に働き始めるようになった後の事に不安を残しているようでは、破談となってしまうと思います。

  • だから、ルシダスでは応募してくれる方の「一緒に働くようになったその後」をなるべくイメージしようとしますが、応募された方も同じ目で我々を見ているのを忘れないように気をつけています。

もし、ルシダス以外の会社の面接などを受けている場合は、そんな視点も合わせて持っておくといいと思いますよ!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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