将来役立つスキルって?

将来役立つスキルって?

高校の卒業アルバムの後ろにある年表ページに安室ちゃんブームが載っている澤谷です。
突然ですが、みなさんは「場立ち」ってご存じですか?

証券取引所で人がぎゅうぎゅうになってハンドサインを出して売買注文をしていたあれですね。え? ご存じない? そうなんです。1999年にコンピューターによる売買処理の自動化で廃止になったのですが、あのお仕事をされていた方は今どうしているんでしょう……(私もテレビでしか見たことありません!)

そして最近では「xx%の仕事がAIに奪われる」とか「これから必要なのはxxのスキルだ!」とか、いろいろ言われていて、悩んでしまいますよね。私もその一人なので、ちょっと考えてみました。

仕事でこれからの時代にも必要なスキルって?

ネットで検索してみると、いろんなスキルが出てきます。プレゼン力、課題解決力、語学力……全部身につけないといけないと考えると気が遠くなりそうです。しかし、今もこれからも「自分の頭で考える力」はどんな職種でも確実に必要であり、「考えなくてもよい仕事」は今後なくなるのではないかと思います。

「自分の頭で考える」とは職種によって違いがありますが、ルシダスの仕事ではこんな感じでしょうか。

営業コンサルタント
クライアントの要望を的確にヒアリングし、情報整理をし、実現に向けてどうしたらいいか筋道を立てて考え、解決策を提案する
プロジェクトマネージャー
営業コンサルタントとクライアントが合意した戦略を実現するための施策を考え、制作に必要なライター・編集、デザイナー、MA(マーケティング・オートメーション)オペレーター、コーダーなどに的確に指示を与える
ライター、デザイナー、MAオペレーター、コーダーなどの制作系職種
クライアントの商材やサービス、マーケティングの戦略と施策を理解し、ターゲットのニーズとクライアントのゴールが合致するポイントを考えて制作を行う

いくらMAツールを導入しても、成果を出すための戦略や戦術は人間の頭で考えないといけませんさまざまな選択肢の中から置かれている状況や今後の事業展開、人員配置などを踏まえて、その時の正解を自分の頭で考えられれば、AIに仕事を奪われないでしょう。

 

どうやって「自分の頭で考える力」を身につける?

どんな仕事においても「自分の頭で考える力」は養えると思っています。

「私の仕事はルーティーンなので、そんなことはできない!」「忙しくてそんなこと考える時間がない」という場合でも「本当に今のやり方が一番効率がよいか?」は考えられますよね? 実はもっと便利なアイテムやツールが世の中に登場しているかもしれません。また、状況が変わって別の選択肢が浮上するかもしれません。

実は、「自分の頭で考えない」って楽なんですよね。
「上司に言われたから」と仕事を進めていると、その場はしのげても、ゆくゆくは何も考えられない指示待ちの人になってしまいます。これを読んでドキッとしている上司の方もいるかもしれません。

自分で考えて、ちょっとした工夫をすることで、よりよい成果につながったら仕事が面白くなりますよね!

一度立ち止まって、自分の頭で考える時間をとってみてはいかがでしょうか?

執筆者プロフィール

澤谷真由子
澤谷真由子
90年代バンドブームの頃に中学・高校生時代を旭川で過ごし、深夜音楽番組を見たり、『GB』『Rockin’ on Japan』といった雑誌をたくさん読んでいました。「バンド…[続きを読む]

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