色の指定も直しも、いまだにRBGよりCMYKのほうがピンときやすいホンダです。
CMYKとは、おもに印刷で使われる色の表し方で、長く過ごしてきた印刷業界でRBGより先に身についたものが、いまだになじんでいるということですね。
機械に合わせて働く
長く過ごした世界で身につくといえば、残業の習慣(?)もそのひとつ。
当時は業界を問わず「長く働く=頑張る」という考え方が広く浸透していたこともあって、僕も若さに任せて競うように徹夜をしていたものでした。
当時の印刷会社は「機械さえ回っていれば儲かる」と言われたように、とにかく印刷機を止めずに稼働率を上げるよう、人が機械に合わせて働くようなところがあり、その結果発生する残業代ありきで家計が回っていたのが実態でした。
だから、残業がなくなると実入りも少なくなって困る! ということで、当たり前のように居残る毎日の連続。
ある日の宣告
その十数年後、ルシダスに入社間もない頃、マーケティングロックスターから
「ウチでは基本、残業は禁止です」と、衝撃のお言葉が!
取りあえず「みなし残業手当」があったので、残業なしでも実入りの心配をしなくてよかったのは本当にありがたいことでしたが、プラス残業時間ありきで考えてきた1日の勤務時間の使い方は、ものすごく見直さないと定時に終わるなんて到底できず、初めはかなり困った記憶があります。
実際、毎日をおおむね定時で終われるようになるまでには、1年近くの時間がかかったのでした。
ルシダス流「ノー残業」とは?
そもそもルシダスの残業に対する考え方はこちらを読んでいただけると明快なんですが、おおむねこんな風に要約できます。
- 人間、集中力以上に残業しても効率は下がるわ、疲れるわで、仕事もプライベートもいい事なし!
- だったら極力残業しないで、毎月支給される「みなし残業手当」が丸取りになるよう頑張ろう!
※「みなし残業手当」とは、実際の残業があってもなくても毎月30時間の時間外分が支給される手当です。もし30時間を超えていた場合はその分も(時間帯によっては割増あり)別に支給されます。
もしあなたがこの考え方に共感でき「自分も残業ゼロを目指して前向きに努力できる!」と思うなら、この部分についてはルシダスで働く心構えありと言ってもいいでしょう。
もちろん業務の関係で、定時を過ぎて作業しなければならない日も、時にはあります。
が、そういう日を含めても社員の平均残業時間は月に14時間前後。素晴らしい!(2021年12月の数値)
少なくともノー残業をうたいつつ、果たしてその実態は…という、世間でよく見かける会社とルシダスは違います!ということは自信をもって言えます(ルシダスの詳しい実態についてはこちらをご覧ください!)。
「本当に本当なの?」と思うなら、面接の時に聞くのもモチロンOKですから、今すぐ書類を揃えてエントリーしましょう!
執筆者プロフィール
- 学校では音楽関係の勉強をしてきたにもかかわらず、写植オペレーター兼版下フィニッシャーとして、約30年前にそのキャリアをスタート。工場にゴロゴロいた、もと活版…[続きを読む]
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