東京のジムトレーナーから旭川でMarketoのパワーユーザーになるまで

東京のジムトレーナーから旭川でMarketoのパワーユーザーになるまで

ルシダスには2017年4月入社、旭川本社勤務のクマガイです。

HTMLやCSSといったウェブコーディングを中心に、Marketoなどのマーケティング・オートメーション(以下、MA)ツールのオペレーション業務等に携わっています。

今ではMAを扱う方がメインになりつつあり、Marketoコアコンセプトトレーニングの講師も務めております。

そんな自己紹介だけを見るとウェブマーケティング業界にどっぷりと浸かった経歴の持ち主と思われそうですよね。

しかし、実は前職はウェブ制作でもマーケ屋でもない、しかも30代後半からの未経験転職組でした。

今回は、そんな私の転職話で、ルシダスのことがちょっと気になり始めているあなたに少しでもお役に立てば幸いです。

前職はフィットネス業界

フィットネスジム(イメージ)

みなさんがイメージするフィットネスクラブの業務と言えば、マシンジムでの運動指導や、スタジオやプールでのグループレッスンなどでしょうか。私もひと通り経験してきました。

しかし社員は運動指導だけでなく、事務業務も行います。
まさに学校教師のごとく「授業だけが仕事じゃないんだよ」の状態です。

幸い、パソコンに対して苦手意識はなかったのでデスクワークは苦ではなかったのですが、現場も裏方もこなすハードな日々でした。

転勤で北海道の外へ

入社してほどなく、新店舗立ち上げのため地元の北海道を離れて仙台へ。

役職も付き、業務量も増えてきて、体力自慢だった身体もさすがに悲鳴をあげ始めました。
そのため、少し現場に出る量を抑えつつ、新店舗立ち上げ・運営業務へと移行していきました。

ざっくり言うと、「目の前の会員様を満足させること」から、「まだ見ぬお客様に私たちのフィットネスクラブを知ってもらい、入会したいと思っていただくためにはどうしたら良いか?」ということに思考の比重が増えていきました。

必然?避けては通れぬウェブマーケ

「現場に出る量は抑えつつ」とは言ったものの、フィットネスクラブは接客業の側面もあります。
営業時間中は会員様の動きが第一で、自分の時間は細切れとなり、まとまった時間は確保できません。

また、店舗を離れて営業活動に出ることもほとんどできませんでした。
この「店舗を離れられない」というのは当時の私にはかなりネックで、時間的にも空間的にも拘束されている中で、どうやって外からのお客様を呼び込むかということに考えを巡らせました。

ここで、漠然とではありますが「ウェブマーケティングの必要性」に行き着くことになったのです。

新たな武器を。学びの時間

勉強(イメージ)

自店舗のウェブサイト改善のため、SEOに関する勉強を始めました。
SEOについて学んでいく中で、普段、何気なく見ていたウェブページはHTMLやCSSといったマークアップ言語や、JavaScriptなどのプログラミング言語によって作られているという裏側の仕組みを知り、とても面白いと感じました

今やウェブサイトを持たない企業はないと思います。
単純にHTMLの勉強が面白かったというだけでなく、ウェブからの集客はフィットネス業界以外にも広く通用するスキルだと確信し、ウェブへの興味は高まる一方でした。

節目の決断。退職と職業訓練

その後も何度か異動で、川崎や東京、宇都宮など転々としていました。

しかし、もともと、いつかは地元の旭川に戻ることも考えており、次のプロジェクトが本格化する前を節目に退職。

そして、どうせ転職するならフィットネスを離れて新しい挑戦を!と思い、職業訓練でウェブサイトクリエイターの勉強をみっちり3ヶ月間行いました。

ウェブ業界では、未経験かつ年齢的なハンデがあるだろうと考えていた私は、その不安を払拭するべく、とにかく「即戦力」を目指して訓練カリキュラムの3倍くらいは勉強したんじゃないかと思います。

この3ヶ月は、今の自分を支える本当に大事な時間になりました。

いざUターンと転職活動

職業訓練を終えて、確かな成長の手応えを感じつつ地元旭川へUターン
関東よりはウェブ系の求人は少ないであろうことは覚悟していましたが、案の定、ウェブ系企業は札幌が主で旭川市内は数える程度でした。

少ないながらも数社を比較検討していく中で、求人票に「業務の妨げになるので、問い合わせの電話はしないでください」とハッキリ書いてしまうwとか、履歴書の形式をはじめ、古い慣習にはこだわらないとか、そんな変わった社風が脳裏に強く残っていた「株式会社ルシダス」に応募。
そして、無事に採用をいただくことができました。

異業種に飛び込んだ結果は?

ルシダスに入社後、初めてMAというものに触れました。

ウェブ制作スキルに重点を置いてみっちり勉強してきたので、マーケティングやMAについてはまだまだ知識不足ではありましたが、MAの一つ「Marketo」にはMarketo Certficated Expert(MCE)という認定資格があり、習得すべきことの目安や目標が明確でした。

入社から半年、ルシダス社員の登竜門とも言えるこのMCEも無事に一発合格することができました。

MAを活用するにあたって、勉強してきたHTMLとCSSは非常に役立っています。
必須スキルではありませんが、知っていた方がより多くのことをMAで実現できるようになります。

私の場合、たまたまウェブ制作スキルがあったので、それを主軸としてのMAの活用方法を伸ばすことができましたが、MAやマーケティングの面白いところは、人それぞれの得意分野を主軸として活用することができる点だと思います。

今、ルシダスに興味のあるあなた。ぜひあなたの強みをルシダスで発揮してみませんか?

執筆者プロフィール

熊谷直樹
熊谷直樹
高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]

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