2021年6月時点で、Marketo歴4年が経過したクマガイです。
今回は「Marketoオペレーター」という職務について、私の経験からお話しをさせていただきます。
そもそも「Marketo」とは?
とはいえ、Marketoでできることは多過ぎて、ちょっと調べただけでは理解しきれないと思います。
真面目な方ですと、応募や入社に向けてMarketoのことを勉強、練習しておこうと考えるかもしれませんが、Marketoの練習環境を個人で準備するというのは現実的ではありません。
個人はもとより、企業でもMarketoの実物に触れられる機会は少ないですし、ネット上にある情報だけでの学習は非常に効率が悪いため、事前の習得は考えなくて良いでしょう。
採用側としてMarketo経験者が望ましいことは事実ですが、現時点でMarketo未経験の場合は「まずは飛び込んでみる」しかありません。私自身もルシダス入社までMarketoに触れたことはない、未経験からのスタートでした。
事前に身につけられる!役立つスキル
前述のとおり、Marketo自体の事前習得は難しいのですが、Marketoオペレーターに役立つスキルとして「プログラミング的思考」が挙げられます。
文部科学省は「プログラミング的思考」をこのように定義しています。
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」※
つまり、Marketoでは、お客様の「○○を■■できるようにしたい!」というふわっとした要望を、あらかじめ用意されている「抽出や起動の条件」と「実行するアクション」などを適切に組み合わせていく思考力が必要になります。非エンジニアの「マーケター」が日常業務で使用するものですので、「プログラマー」のようにプログラミング言語を扱える必要はありません。最初から適切な組み立てができる方は少なく、やっていくうちに慣れてくる、覚えていけばOKです。
複雑な構成のプログラムが必要になった場合、「仮説検証力」も役立ちます。まずは仮説を立てるところから始まり、検証の結果、それが正しければお客様に提供できるものになります。
仮説はあくまで仮説、間違っていても問題はないので、仮説を立てる発想力や、その仮説立証に見通しをつける力があると良いでしょう。
クライアントへ「最良」を提供するために!
前述の2つのスキルは最低限必要ですが、そこにクライアントの要望を正しくくみ取る力、正確さ、スピード、慎重さが伴うとより良いでしょう。
今まで、さまざまなクライアントのMarketoオペレーションを担当してきましたが、要望を解決するMarketo設定はひとつではありません。さらにMarketoの機能もアップデートされていきますので、過去にベストだと思っていた方法もどんどん変わっていきます。
その時のベストを考え、次はさらにそれを越えていくのはとても楽しくやりがいがあります。Marketoオペレーターが増えて、私には無い発想を持った方と一緒にベストプラクティスを模索したいです!
あなたのご応募をお待ちしております!
執筆者プロフィール
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高校から始めた男子新体操をきっかけに、ブレイクダンスなど身体を使ったパフォーマンスにどっぷりとハマる。
そのままフィットネス業界に入り10年弱、インストラクターや店舗の運営・管理、新店舗…[続きを読む]
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