長期休暇中と思われる学生さんを見るたびに「学生時代の休みの多さは最高だったな……」と過去に思いをはせることが多い川口です。
さて、求人情報を確認していると必ずと言っていいほど目に入る、「年間休日○○○日」の文字。
感覚的にこの企業は多い、この企業は少なめだな、と思うことはあっても、実際どれくらい休みがあるのか、実感できていない人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「年間休日」についてお伝えします!
「年間休日」とは?
年間休日とは、その名の通り、「会社として定めている1年間の休日数」です。
年間休日は、労働基準法を遵守したうえで会社ごとに決めて良いものとされているので、会社によってその日数は異なります。
なお、労働基準法の中で年間休日に関わる部分としては、第35条の以下の決まりです。
「使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回、または4週間に4回の法定休日を与えなければならない」
さらに労働基準法32条では、労働時間の上限を1日8時間、週40時間までと定めています。
この2つの決まりを考えると、1日8時間の労働時間で年間に働いてもらえる日数の上限は260日程度です。
つまり、最低限必要な年間休日数は、365日―260日という計算により、年間105日ということになります。(職種などによって例外もあります)
それでは、求人情報に出てくる「年間休日○○○日」の中でよく見る日数について、具体的にどれくらいの休みがあるか、細かく見てみましょう。
完全週休二日(たとえば、土曜と日曜が休みなど、毎週必ず二日の休みがある)で、それ以外に休みがない場合などは大体この日数です。
平均すると月8日程度の休みがあります。
年間休日110日
年間休日110日の場合、主に以下の2パターンが考えられます。
- 完全週休二日で、祝日は勤務の日と休みの日がある
- 隔週で週休二日(たとえば、第1・3土曜日は休みなど)で、国民の祝日は原則休み
平均すると、月9日程度の休みがあります。
完全週休二日制かつ、国民の休日も休み
平均すると、月10日のお休みがあります。
ちなみにルシダスは、完全週休二日制で土日が休み、また、国民の休日も休みです。
さらに、年末年始は官公庁と同じように冬休みがあります。
そのため、2022年を例に挙げると、年間休日は123日でした。
2022年は例年よりも少なめだったのですが、例年、年間休日は125日前後です。
なお、上記の年間休日数には有給休暇は含まれていません。そのため、実際にはもっと多く休みを取れます!
また、有給休暇は勤務年数により、一人ひとりの付与日数が異なります。有給休暇について詳しくはこちらのブログをご確認ください!
年間休日120日以上だとどんなことができる?
先述のように、ルシダスは土日にくわえて祝日もお休みです。
そのため、社内では「土日でキャンプをしてきた」「この前の三連休で本州に行ってきた」など、休みを謳歌したという話題が尽きません。
さらに有休が付与されてからは、飛び石連休の場合は有休を使って長期連休を取ることも可能なので、休日に楽しめる範囲がますます広がります。
さて、年間休日について、理解は深まったでしょうか?
充実した毎日を送るうえで、休日はとても大切な要素です。
求人情報を確認する場合は、年間休日もチェックしてみてくださいね!
執筆者プロフィール
- 雑誌の出版や編集の勉強がしたくて、高校卒業後に札幌の学校へ。札幌での暮らしがとても性に合っていて、その後十数年を札幌で過ごしましたが、生まれと…[続きを読む]
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