過去、明らかにブラックな会社で働いていた時に、身も心もボロボロになったことがある川口です。
自分が働いている環境はブラック? ホワイト? 仕事とはこういうものだと思っていたら実は真っ黒!? はたまた「ブラック」だと言っているけれど単なる甘え?
転職を繰り返すなど、さまざまな環境に身を置いてみないと自信を持って「今の環境は大丈夫」とは言えないですよね。
そこで今回は、ブラック企業の特徴を例を交えてお伝えします。チェックしてみましょう!
そもそもブラック企業とは?
労働環境の整備などをしている厚生労働省は、「ブラック企業」について定義していないとしながらも、一般的な特徴として、次の3点を挙げています。
- 労働者に極端な長時間労働・ノルマを課す
- コンプライアンスに対する意識が低い
- 労働者の選別を過度に行う
参考:厚生労働省 労働条件に関する総合情報サイト「確かめよう労働条件」Q&A「ブラック企業」ってどんな会社なの?
では、詳しく見ていきましょう。
- ここもチェック!
時間外労働が多い環境は全部ブラックか? と言えば、必ずしもそうとは限りません。
たとえば、バックオフィス業務は月末月初に残業が集中するなど、時期によって残業が多くなることもあります。もちろん残業時間に関する法を遵守している場合は、ブラックには該当しません。
しかし、残業が常態化していたり、定時で帰れない状態が当たり前の環境はブラックと言えるでしょう。また、営業職などノルマがある場合、ノルマ未達成を指摘する際に人格否定などのハラスメントに該当する行為があったり、精神的負荷が強い状況にもかかわらず対策がとられていない場合も、ブラックと言えますね。
コンプライアンスとは「法令遵守」のこと。以下のような法令違反が横行している会社はコンプライアンスに対する意識が低く、ブラック企業に当たります。
- ここもチェック!
私の場合は9:00始業ですが、コーヒーをいれたり、自分の席を整理したり、他の社員と雑談をしたいので、少し早めに出社しています。これはサービス残業には当たらないと思います。
しかし、もし会社から「残業は1時間単位、59分までは切り捨てでつけること」と言われているのに、毎日必ず30分以上の残業を強制されているようなことがあれば、これは問題ですよね。また、有給休暇は、業務都合でやむを得ない場合に限って、会社から取得時期の調整をお願いされるのは法令の認める範囲内です。しかし、「やむを得ない」とまでは言えない場合に有給休暇の使用時期や使用用途について執拗に問われたり、そもそも取得できない環境の場合はブラックかもしれません。
- ここもチェック!
注意したいのが、未経験の仕事や自信がない業務への異動だからといって、必ずしも嫌がらせや不当な選別とは限らないということです。もしかしたら、それは会社があなたに期待しているのかも!? 自分を伸ばすためには、誰しも「初めて」や「不慣れ」なことに挑戦する必要がありますからね。
それでも、「つらい」と感じたら、「他の人が同じ扱いを受けたとき、不当だと思うか?」と、一歩引いて客観的に考えてみてください。
客観的に見ても不当だと感じるのであれば、それはブラックかもしれません。
ブラック企業? チェックリスト
上記で挙げた内容をもとに、チェックリストを作成しました。あなたの働いている環境は該当しませんか? ぜひチェックしてみてください。
不調を感じる、その前に
いかがでしたか?
ブラック企業に所属していることで、自分の心身に不調をきたすこともありますから、その前に自分の置かれた環境に気づくことが大切です。
チェックリストで1つでも当てはまったあなた! 転職に向けて動き出すなら今ですよ。ルシダスのリクルートページもぜひ参考にしてくださいね!
執筆者プロフィール
- 雑誌の出版や編集の勉強がしたくて、高校卒業後に札幌の学校へ。札幌での暮らしがとても性に合っていて、その後十数年を札幌で過ごしましたが、生まれと…[続きを読む]
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